反論がねえ
国家、階級を形成したのは、賭博。英雄が好色な訳。アダムスミスとダーウィン、シャウシェスク、昭和天皇までいろいろな話が飛び出します。竹内女史は、動物界の浮気まで非常に造詣が深く、引き込まれますね。すべての事象が遺伝子のレベルで説明できるとは思えませんが、賭博と国家と男と女、、、落語のサンダイ話のようですね。楽しめました。
タイトル納得
タイトルと「一夫多妻のすすめ」というくだりに引かれた買ってみましたが、読み終わってみると4つの言葉がどのようにつながっているかが理解できる。なかなか良いタイトルだと思える本。軽く3,4時間で読めてしまう。アダムスミスやダーウィン、シャウシェスクや昭和天皇などを引用しながら論理を展開し、男の浮気やばくち好きに肝要であるところがうれしい。しかもそれを女性が書いたところが面白い。
利己的遺伝子で文化を切る
利己的遺伝子、という観点から人がなぜことばを持つようになったのかに始まり、現代国家や家庭、さらにはサルやクマノミにまで言及しています。肯定するか、否定するかは分かれると思いますが、こんな視点でこんな風に文化を切れるんだ、というのが面白かったです。 私は、特に「反復囚人のジレンマ―ゲーム」というのに興味を惹かれました。本書では「利己的に協調すること」が大切だ、と述べています。「え、それ何」と思われた方、是非本書をご覧あれ。 さてさて、私達は本当に遺伝子のヴィークル(乗り物)でしかないとしたら、ちょっと脱力を感じますね。遺伝子も結局情報ですが、ITが何かと取りざたされる今日のこの頃、こんな悠久の情報伝達もあるんだ、と思いを馳せてみては。
文芸春秋
パラサイト日本人論―ウイルスがつくった日本のこころ (文春文庫) 浮気で産みたい女たち―新展開!浮気人類進化論 (文春文庫) 男と女の進化論―すべては勘違いから始まった (新潮文庫) そんなバカな!―遺伝子と神について (文春文庫) 遺伝子が解く!愛と性の「なぜ」 (文春文庫 た 33-10)
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